「あかりの王国」物語 - 越後ながおか

地域の夢をのせた、日本一のさいの神

古志の火まつり

開催時期/3月上旬
会場/種苧原 四季の里古志(長岡市山古志種苧原4526)

山古志をはじめ太田、川口の北部、小千谷市東山の山間地はその昔二十村郷と呼ばれ、牛の角突きや錦鯉の養殖など独特の習俗・文化を大切に守ってきた地域。日本有数の豪雪地帯として知られるこの地はかつて冬の間深い雪に閉ざされ、他の集落との行き来もままならないほどだったとか。そんな、悩みの種だった雪を地域おこしに役立てようと、伝統行事“さいの神”を取り入れた冬まつりが、昭和63年に始まりました。

会場は、山古志地域でも最も山間にあり世帯数の多い種苧原の自然休養地。一面の雪野原に樹齢約百年の杉の巨木を立て、地域の人が持ち寄った萱(かや)で高さ25メートルにもなる日本一のさいの神をつくります。中には龍神をかたどった祭壇が設けられ、無病息災・五穀豊穣を祈る人々。夕刻、いよいよ闘牛太鼓の鳴り響く中、村の男性らが松明で点火すると、もうもうたる煙と燃え上がる火は天をめざして昇り、その姿は龍にもたとえられる豪壮さです。

平成16年の中越大震災による全村避難でまつりも中止され、ようやく再開されたのは平成20年。4年ぶりに灯されたさいの神の炎は、地域の人たちのふるさと復興の夢を乗せて力強く燃えあがりました。以後毎年内容を充実させ、昼は雪中闘牛やアルパカ牧場、ステージショーの他、飲食物や名産品が買えるテント村も立つなど、冬の山古志を楽しめるイベントになっています。

お問い合わせ
長岡市山古志支所産業建設課 TEL : 0258-59-2343

国指定重要無形民俗文化財

牛の角突き

山古志「牛の角突き」の歴史は古く、千年続いているという説も。闘牛大会開催日には、角を突き合わせて激しくせめぎ合う2頭の牛の闘いを観戦できます。

【お問い合わせ】
山古志闘牛会 TEL : 0258-59-3933
山古志支所産業建設課 TEL : 0258-59-2343

アルパカ牧場

アメリカコロラド州から「山古志が元気になる役に立てば」と震災後に送られ、飼育され始めました。地域のアイドルとして大人気の『山古志のアルパカ』。油夫集落と種苧原集落に牧場があり、毛がモコモコして可愛らしいアルパカたちとふれあうことができます。

【お問い合わせ】
山古志アルパカ村 TEL : 0258-59-2062
山古志支所産業建設課 TEL : 0258-59-2343