「あかりの王国」物語 - 越後ながおか

雪国の里山を自由に舞う幻想的な光を楽しむ

雪国植物園 ホタルの夕べ

開催時期/6月中旬
会場/雪国植物園(長岡市宮本町3丁目)

長岡市の西部丘陵地帯に大植物園を造ろうという構想を支援する平成令終会によって活動がはじまった「雪国植物園」。昭和59年から延べ3万人の市民ボランティアが参加して、植物園は造成されました。総面積は実に35ヘクタール。里山をそのまま利用していることが最大の特徴です。人間がやさしく自然に近づき、自然を無理に引き寄せるべきではない点が造園において最重要視され、外来植物、園芸植物、海浜植物は植栽せず、里山の自然生態系が美しく保全されています。

800余種の植物を中心に、多くの生物たちの宝庫となっているこの植物園で目にすることができる幻想的な光の体験が「ホタルの夕べ」です。ホタルを守るため、また自然の生態系を壊さぬよう農薬などを使用しない恵まれた環境のもと、自然発生したゲンジボタルとヘイケボタル。ゆらゆらと淡い光を放ちながら夜空を躍る姿は、なんとも神秘的。一説にはホタルが発する光には、癒し効果があるとか。観察に適しているのは、風や雨がない曇りの夜。光があふれる現代だからこそ、闇に目をこらし、ホタルが描く光の乱舞に酔いしれるひとときはなんともいえない贅沢です。期間中は、午後6時50分〜8時30分が開園時館となります。

お問い合わせ
雪国植物園 TEL : 0258-46-0030
www.niks.or.jp/syokubut/

雪国植物園

「雪国植物園」は市民ボランティア(平成令終会)と長岡市の協働で造られました。目的は雪国の美しい里山の自然環境と、豊かで多様な生物生態系を次の世代に伝え残すこと。そして、多くの人々の心を癒す美しい空間として、地域の活性化に貢献することでした。

里山をそのまま利用した園内(東京ドーム7個分)には、外来植物、園芸植物、高山植物、海浜植物を除く、新潟県の里山に自生する植物だけが植栽され、その整備・保全はすべて市民ボランティアの活動で支えられています。

最大の魅力は早春から初冬まで続く、日本海側の雪国の山野草の大群生です。雪割草、ザゼンソウ、カタクリ、シラネアオイ、カキツバタ、ノハナショウブ、ヒメサユリ、ヤマユリ、ヒガンバナなど、季節の移ろいと共に常に30種ほどの花々が咲き競っており、来園者の目を楽しませてくれます。