「あかりの王国」物語 - 越後ながおか

宝暦7年に始まる登り屋台の伝統を今に受け継ぐ

与板十五夜まつり

開催時期/9月中旬
会場/与板市街地から都野神社(長岡市与板町与板乙6045)

250年余りの伝統と歴史を誇る与板十五夜まつり。与板の総鎮守「都野神社」の秋季例大祭として、毎年十五夜の時期に行われています。一番の見どころ「万燈・登り屋台」の歴史は古く、与板の豪商が苗字・帯刀を許された際に、山車を京都の祇園祭に、お囃子を掛川祭に模して3台の屋台を建造し、町中で引かせたのが、登り屋台の始まりでした。この3台は今もなお大切に受け継がれており、県内最古のものとも言われています。

北新町の社壇を先頭に、提灯を持った若者や子どもたちが乗り込んだ上町、中町、南新町の3台の屋台は各町内から商店街を抜け、総鎮守である都野神社へ。このときには、昔ながらの口上やしきたりがあり、今も固く守り継がれています。屋台の引き手が子どもを背負うという習慣も古くからの言い伝えで、「十五夜の屋台引きに背負われる子どもは丈夫に育つ」といわれているそうです。

3台の屋台が都野神社境内下に揃ったら、笛や太鼓のお囃子にのって順番に屋台坂に挑戦します。このとき、お囃子は激しさを増し、まつりは最高潮に。「カチ入れ」という拍子木の合図で、約200人もの引き手が屋台を左右に振りながら境内まで引き上げていきます。若者たちの力強い掛け声とともに提灯を振る勇壮な姿は、必見です。

お問い合わせ
与板十五夜まつり連絡協議会(事務局:与板町商工会) TEL : 0258-72-2303